こんにちは。
先日、いまいちビミョーなレストランに行ってきましたJoe&Ruuです!
「微妙。」「微妙に意味が違う」「天気が微妙」などの表現に、日本語ではたった一言「微妙」というだけで、ニュアンスが伝えられるのでとても便利な言葉ですよね。わたしたちは、気持ちを曖昧にしたい時よく使う言葉です。
「そこのレストランの味はイマイチだった..。」「予定が確実ではない。」これも微妙という意味ですよね。でも英語では、これらの「微妙」を一言では表せないんです。
そういえば、英語では「微妙」って表現いろいろあるよね?
あるある〜!考え出したら、たくさん出てきそう〜
というわけで、今回は英語で「微妙」という表現をいくつか紹介したいと思います。
「微妙」を表現することができる英語フレーズ
目立たないくらいほんの小さな(わずかな)微妙
「微妙」と辞書でひくと、まず最初の候補に出てくるのが【subtle】や【slight / slightly】です。どちらも微妙なや、わずかな(ほんの少しの)違いや変化があるものの、その相違点を非常に些細なことを示す表現です。
There is a subtle difference between the two flavors.
その二つの味には、微妙な違いがある。
I got a slight cold.
少しばかり風邪をひいた。
The bus has been slightly delayed.
バスが微妙に遅れている。
”slight”は”subtle”とほぼ同じような使い方ができますが、若干の違いをいうと、”slight”は「量や程度が小さい」(smallに近く、より小さい)イメージで、”subtle”は、「違いや変化が小さい」ことで、比較する対象が前提にあってその差がわずかである様子を表します。
はっきり答えずらいとき(イマイチ)/ 〜について分からない
【I don’t know about 〜. I’m not sure about 〜.】
食べ物の味や物事に対して自分の意見の好き・嫌いなどをはっきり答えずに少しごまかした言い方で、どちらかというとネガティブな表現になります。
I don’t know about this cafe.
この珈琲屋さん、ちょっと微妙(イマイチ)だね。
I’m not sure about this bubble tea place. Let’s look for another place!
このバブルティー屋さん微妙だね、他探そうよ!
複雑な心境・気持ちのとき
【I have mixed feelings about 〜.】
説明をするのが難しい、複雑な感情の気持ちがある場合など(好きなところもあるし・嫌いなところもあるなど)何とも言えないときの微妙な表現です。基本このフレーズを使う場合は、その理由を説明する必要があります。
I have mixed feelings about this restaurant. The food and service are great but the table space is too tight.
このレストラン微妙だね。食事もサービスもめちゃくちゃ良かったんだけど、テーブルが狭すぎて。。(好きじゃやない)
「I have mixed feelings about〜.」の表現は、いろいろなシチュエーションで使えるので覚えておくと便利です。
はっきりしない、不確定・明確ではない、疑わしい
【 iffy 】
例えば、友達に誘われた時など予定が不確定(未定・決まってない)・あやしい時場合などに、「はっきりしない」「疑わしい」「それはどうかな」という見込みなどがあまり良くないニュアンスで使われる表現です。
iffyは、「もし」の” if ”に”-y”がくっついて形容詞化したもので、「〜のような」がついて「もしっぽい」が派生して「不確か」であることが含まれているそうです。
The weather is iffy today.
今日は、雲行きが怪しいね。
This sauce tastes kinds iffy…
このソース、微妙な味がする。(うまいとは言えない)
日本語でも「微妙」という言葉を使うときは「悪い」という意味を少し和らげるために曖昧に使うことが多いので、”iffy”を使うときは単体ではなく”bit iffy(少し微妙)” ”kind of iffy(やや微妙)”などの形で使いましょう。
「iffy」は、会話で使われる(口語的な)カジュアルな言い方であるので、例えば親しくない人に対してやビジネスの場面では使わない方がよいでしょう。
そうとも言えるし違うとも言える微妙
【 yes and no 】
直訳そのままのニュアンスですね、「そうとも言えるし、違うとも言える微妙な感じ」の表現です。
A:Did you like the movie?
その映画好きだった?
B: Yes and no. I liked the story but the music were not my style.
う〜ん微妙。ストーリーは好きだけど、音楽が好みじゃなかった。
※良いところもあったし、ダメなところもあった。のように、Yes and no の後はどうして自分がそう思うのかを補足する必要があります。
”微妙”のその他のニュアンス
「微妙」って表現・ニュアンス考えたらキリがないね😅
ありすぎる〜💦
「微妙」という表現とニュアンス、掘り出せば掘り出すほどいろいろな言い方があります!
✅ kind of 〜 返事・返答でそんなところ 「ちょっと」「なんか」「まぁね」などの曖昧
A: Are you really feeling up to it?
本当に出来そうなの?
B: Yeah, kind of.
うん、まぁね。
✅ it’s hard to say…「はっきり答えにくい」「言いにくい」「何とも言えない」微妙
A: Did she like that present?
彼女はそのプレゼント気に入ってくれたの?
B: It’s hard to say... she likes blue color.
(言いにくいんだけど)微妙だった…彼女は青色が好きなんだ。
✅ not really ”yes”とも”no”とも言えなくて、何かしら不満があるかもという微妙なニュアンス
A: How was the party last night?
昨夜のパーティどうだった?
B: Not really.
微妙。
✅ unclear はっきりしない(納得できない)微妙な感じ
A: Did you solve the problem?
問題解決できたの?
B: It’s still unclear.
微妙。まだはっきりしていないんだ。
✅ I’m not sure yet. まだ決め兼ねてる…本当に確かではない微妙な返答
A: Are you coming to the party tonight?
今夜のパーティ来る?
B: I’m not sure yet.
微妙、まだ決め兼ねてるんだ。
✅ awkward ・uncomfortable 気まずい微妙な雰囲気(空気)
〜ケンカの後〜
After we argued, it made the atmosphere awkward.
ケンカの後、微妙な空気になっていた。
〜ヒソヒソ話をされて気まずい空気〜
I felt uncomfortable because they started talking about secret topic.
彼らが秘密の話題について話し始めたので、居心地が悪くなった(微妙な空気になった)
✅ delicate グレーな判定、扱いに細心の注意を要する事柄を表現する場合の微妙
He is in a delicate situation right now.
彼は、今微妙な立場に立たされている。
まとめ
こんなふうに英語ではさまざまなフレーズを使って表現することができます。同じような言葉でも、「微妙」に違いがあるようですね。
シチュエーションにおいて、ニュアンスやいろんな表現を覚えて、いざ自分が表現したい「微妙」を上手に使いこなすことができたら、会話も楽しくなりますよね♪